おすすめのライトノベル新人賞&レーベルって何かある?

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そもそもレーベルって何?

レーベルとは出版社のブランドのことを指します。
「○○文庫」などが該当します。

おすすめのライトノベル新人賞&レーベルの一覧

個人的には許容されるジャンルの幅が広い新人賞や、律儀に評価シートを送ってくれる新人賞がおすすめです。
各新人賞には個別の分析記事のリンクを貼ってありますので参考にしてください。

また、2020年現在のらのもきゅ独自の観点であり、辛口かつ個人的な印象です。
詳しくは必ず自分で色々と調べて応募するレーベルを選んでください
選び方については下記の記事にも書いてあります。

ガガガ文庫 小学館ライトノベル大賞

個別記事リンク:小学館ライトノベル大賞の傾向とデータ分析

いわゆる『カテゴリーエラー』と評されるような独特な作品でも、
面白ければ受け入れるのがこのレーベルの特徴。
近年では2011年受賞の『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』『俺、ツインテールになります。』が好評を奏した。

また、2015年受賞の『弱キャラ友崎くん』はアニメ化が決まっており、今後の活躍に期待できる。
他レーベルがネット小説の書籍化や苦し紛れのラブコメで溢れる中、なんとか多様性を維持できている。

応募は年1回で9月30日まで。
一次審査通過者全員に、評価シート&寸評をお送り。

オーバーラップ文庫 オーバーラップ文庫大賞

個別記事リンク:オーバーラップ文庫大賞の傾向とデータ分析

残念ながら現時点では新人賞での大きなヒット作は出ていません。
基本的にこのレーベルはWeb小説を書籍化した作品が人気です。

近年ではアニメ化もした『ありふれた職業で世界最強』など。
当該作品は株式会社オーバーラップの運営するWebコミックサイト「コミックガルド」の中でコミカライズされています。
このように自社でのメディアミックスが容易な点は、人気を逃さないことにも繋がるため優秀です。
今後の発展に期待したいところ。

受賞作はWeb小説系の流行りである異世界ものやファンタジーが多い印象を受けます。
応募は年に2回、2月と8月の最後が締め切り。
全ての応募作に評価シートがもらえる

MF文庫J MF文庫Jライトノベル新人賞

個別記事リンク:MF文庫Jライトノベル新人賞の傾向とデータ分析

受賞作はラブコメや萌え要素の大きい作品が多い印象を受けます。
近年では2015年に受賞した「つちせ八十八」の『ざるそば(かわいい)』が突飛なアイデアで話題になりました。

応募は年に4回。6月、9月、12月、3月の最終日が締切。
応募規定違反を除き、応募者全員に評価シートが送付されます。

三次通過者以上は編集部へ招待されるだけでなく、担当編集が付き受賞に向けて全面バックアップ。

また、【チャレンジ賞】というものがあり、惜しくも佳作には選出されなかったものの、「光る才能がある」と認められた作品について認定し、
決定後3ヶ月間に限り毎月2万円を活動支援費として進呈されます。
このように、作家に対しての手厚いサポートがあるのが特徴と言えます。

GA文庫 GA文庫大賞

個別記事リンク:GA文庫大賞の傾向とデータ分析

『這いよれ! ニャル子さん』のヒットを経て、現在はラブコメを中心に流行りの異世界やファンタジーなどが多い印象を受けます。

サブレーベルのGAノベルでは、Amazon Kindleで公開されていた『魔女の旅々』という作品が拾い上げで出版されてアニメ化まで至った。

応募は年に2回、5月と11月の最終日が締め切り。
希望すれば評価シートあり

その他のレーベル

スニーカー文庫

個別記事リンク:スニーカー大賞の傾向とデータ分析

どちらかというと硬派で尖った作品や作品としてしっかりした硬派なものが出版されていた印象。
ガガガ文庫に近い傾向で、様々な作品を出版していたが、現在はラブコメ寄りの作品が多く出版されている。

とはいえ既存作家は相変わらず昔のスニーカーの主流であったような一風変わった面白い作品を出している。
現在は尖った作品の応募先はガガガ文庫に奪われてしまっているが、第二の応募先としても悪くはない。

富士見ファンタジア文庫

個別記事リンク:ファンタジア大賞の傾向とデータ分析

かつてのファンタジーばかりだった面影は薄れ、最近はラブコメも多い。
『デート・ア・ライブ』、『冴えない彼女の育て方』などの活躍の影響かもしれない。
とはいえファンタジー物を送るなら候補には入る。

講談社ラノベ文庫

個別記事リンク:講談社ラノベ文庫新人賞の傾向とデータ分析

既存のプロ作家や外様作家(いわゆるWeb小説出身の作家)が活躍している。

HJ文庫

個別記事リンク:HJ小説大賞の傾向とデータ分析

近年だと『あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き!』が叙述トリックで話題になった。

ダッシュエックス文庫

個別記事リンク:集英社ライトノベル新人賞の傾向とデータ分析

前身はスーパーダッシュ文庫。
新創刊からあまり時間が経っていないものの、「モンスター娘のお医者さん」がヒットしアニメ化された。

電撃文庫

個別記事リンク:電撃小説大賞の傾向とデータ分析

ガガガと同じく尖った作品からMF文庫Jのようなラブコメまで手広く色んなものが出版されていた。
かつての最王手。
現在はそこまで幅広く出版されているわけでもない、といった印象を受ける。
とはいえそれでも大手なことに変わりはないため充分な候補ともなり得る。

読者を蔑ろにする大きな不祥事(過度なステルスマーケティング疑惑)があったため、一時は応募総数が減少傾向だった。
この騒動をきっかけに応募を見送るようになった作者も多い。

注意事項

細心の注意を払っておりますが、記載しているデータに誤りや不備等がある場合がございます。
応募の際は必ず公式サイトを確認し、応募要項や注意事項、締切等をよく読んだ上で応募してください
不備などがあればこちら

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