【初心者向け】小説の書き方の基本 表記ルールとは? 文章作法って?

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文章の基本 表記ルールとその一覧

小説を書く知識が何もない人は、まずこのページに目を通すことをおすすめします。
小説は何も闇雲に書けばいいわけではありません。
書く上で覚えておく必要のある表記ルールがあります

らのもきゅ自身、後からそれに気付いて修正が面倒なことになりました。
とはいえ、難易度の高いことを要求しているわけではないので書きながら覚えていきましょう。

また、表記ルールに知っておいた方が良い手法を加えたものを文章作法と言います。
(同じ文末表現を連続させない等)
こちらはどこのサイトを見ても説明不足で少ないので、発展ルール等といった形で記事にすると思います。

段落について

段落というのは文章の塊のことです。
連続性のある文によって構成し、
おおよそひとつの意味やテーマに則って書かれる場合が多いですが、量によって分けたりする場合もあり、段落の分け方は明確には決まっていません。

段落一字空け

厳密には行頭一字下げと言います。
段落の一番最初は1つ空白を空けますがそのことです

感嘆符(!)や疑問符(?)など記号の後に文章が続く場合は1つ空白を空ける

割りと忘れがちなのですが時たま使うので覚えておいてください。
以下はどちらも大丈夫な例です。

例1
A 「私は大丈夫かな? って思ったんだけど、思ったより上手く行かなくてさ」
B いってえ! と思ったがそれは気のせいで、実際にはそんなに痛くなかったのだが、言われた相手の方は萎縮してぺこぺこと誤りだしてしまった。

()や「」の中の最後に句読点を置かない

原則的に、句点(。)や読点(、)はカッコの中の最後には置く必要がないことになっています。
あえて三点リーダーのように使ったりする発展的な使い方については別記事で解説予定です。
逆に、カッコの後には句読点を使っても構いません
以下はAが大丈夫な例でBが間違いです。

例2
A しっかし、エセヤンキーなんて誰が言いやがったのか(どうせヒョロガリメガネのクソ野郎が言ったんだろうが)見つけたらぜってえ許さねえ。
B しっかし、エセヤンキーなんて誰が言いやがったのか(どうせヒョロガリメガネのクソ野郎が言ったんだろうが
見つけたらぜってえ許さねえ。

記号を文頭に置かない

Word等を使っている人はその程度の禁則処理なんて自動でやってくれるので問題ないのですが、テキストエディタだとそのまんまだったりするので注意してください。
句読点や「」、()、!や?などが文頭に来るのはNGです。

三点リーダー(…)とダッシュ(―)は基本的に偶数で使う

しかし次の行にまたいで続かせたくない場合は奇数でも使う、なんてこともあります。
とはいえそういった場合は少ないかと思いますし、初心者の内はおとなしく基本通りに従っておいたほうが無難です。

また、三点リーダーやダッシュの多用は著しくテンポを損なうため、使いすぎないように注意してください。
書いている時は良い感じに思えても、読み返すと邪魔で仕方がない、なんてことがありがちです。

例3 多用し過ぎな例
「いや――、しかしまさかそんなことが――、起こるはずがない――」

三点リーダー(…)とダッシュ(―)の後に句読点は使わない

既に例3の悪い例で使っていますのでそちらを参照してください。
基本的にはそうなっていますが、場合によっては考えに詰まっているシーンなどでの読点(、)は効果的に使える場合もあるので使うときもあります。

章や節(セツ)の書き方の例

文章だと分かりにくいので詳しくは後に提示してある例4と例5の画像を見てください

章タイトルを書く場合

いま書いているページの残りを書かずに白紙にし、次のページから新しく書き始めます
行頭は空けず、第○章と書いて2マス空けて『ここに章タイトル』みたいな感じで書きます。

ワード系の場合はページ単位で考えればいいですが、
テキストエディタなどの場合は10行ほど空けるのが無難だと思います。

節(セツ)とは

章の中でのストーリーの区切りのことです
こちらは5行空けてから真ん中の3行目に戻り、
その行頭を4つ空けてから1などの番号を振ったり、単に†(ダガー)などの記号を書いて区切ったりします。
もしくは1 サブタイトルなどのようにサブタイトルを書く場合もあります。
いずれにせよ、その辺りは書き手の判断による所が大きいです。

また、応募時には作品タイトルやペンネームも1ページ目に書いても構いませんが、大抵の場合は別紙に書くようになっていますので、どちらでも構いません。
書く場合は行頭を空けずにタイトルを書き、次の行の最後からペンネームを書き、二行ほど空けてから下記の例のように書いていくのが無難だと思います。

らのもきゅが応募していた時はペンネームでイメージ引っ張られたりしたくなかったので、それは別紙にしか書きませんでした。
逆にタイトルだけは分かった方が作品のイメージが分かりやすいと思って書いていました。
ぶっちゃけどっちでもいいです。

参考画像もあるよ!

以下は参考画像です。
例5の方には分かりやすく空白部分を『○』で埋めています
また、この項目の趣旨は章や節を使う際の間合いや間隔を伝えるためです。
参考例の文章そのものはテキトーですのでご了承ください。

※クリックで画像ページに飛びます。

例4
例5
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