インスパイアの意味や使い方って? 盗作との違いも解説
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インスパイアの意味

インスパイアとは、影響を受けた作品の一部を元に、アイデアを思い付いたり自分の作品を作ることを指します。
端的に「影響を受けること」と説明したいところですが、それだと意味が曖昧になってしまい、混乱を招きかねません。
そのため当サイトでは上のように意味を説明しています。
詳細な定義や盗作との違いについては後述します。
また、英語ではinspireと表記されます。

言葉が多少似ているので混同しがちですが、
インスピレーション(突然良いアイデア等が思い付くこと)とは別です。
詳しくは下記の記事を参照してください。

インスパイアの使い方

創作関連でのインスパイアの使い方としては、
「〇〇という作品にインスパイアされて作った」「インスパイアされて良いアイデアが思い付いてきた」等が挙げられます。

インスパイアを受ける部分は当たり前ですが決まったものがなく、作品の展開、ストーリー、キャラ、世界観など多岐に渡ります。

また、意味を誤解したり間違った解釈をしてしまった結果、盗作となってしまう可能性もあります。
下記からは意図せぬ事態を防ぐため、明確な定義と盗作との違いについて解説していきます。

インスパイアと盗作の違い

インスパイアの意味は先程に解説した通り、
「影響を受けた作品の一部を元に、アイデアを思い付いたり自分の作品を作ること」です。
しかし、盗作との違いを明確に分けるためには、単純な意味を説明するだけに留まらず、もう少し踏み込んで線引きをしておく必要が出てきます。

インスパイアされた作品の定義

盗作か否かの判断基準としては、
元の作品を模倣している要素が有っても概ね1つ程度であり、原則としてそこからオリジナルのアイデアに派生していること」が挙げられます。
しばしばオマージュ等でもリスペクト(尊重されている)かどうかが争点に挙がることがありますが、それは重要ではありません。
過程の話でなく、結果的に作られた作品がどうであるかが重要なのです。

また、インスパイアされた作品というものは模倣している部分が見られたとしても、
複数の要素がインスパイア元にそっくりそのままということは基本的に行ってはいけません。
それはインスパイアではなく、ただの盗作になってしまう恐れがあります。
あくまでもインスパイアとはオリジナル作品を作る上での足掛かりでしかないということを覚えておいてください。

盗作に関しては下記の記事でも解説しましたが、類似箇所が3点以上あると盗作の可能性が高くなります。
興味があれば参照してください。

意図的に元の作品と同じような印象を受ける作品を作る場合はオマージュに分類されます。
こちらも興味があれば以下の記事を参照してください。

また、当サイトの指標はあくまでも目安ということを留意しておいてください。

盗作との違いの具体例

ここからは具体的な例を交えて解説していきます。

良いインスパイアの例

例A インスパイア元の作品
  • 「勇者は魔王と対峙するが、そこでようやく世界の脅威は魔王そのものではないという事実を知る」
  • 「勇者は魔王と共に世界の脅威である強力なモンスターを打ち破るために旅をすることに」
  • 「お互い嫌っているが、道中ではよくラブコメディになってしまう」
例B 思い付いた作品
  • 「魔王に世界を支配された結果、勇者が魔王の元に仕えることとなった」
  • 「勇者は何度も寝首を掻こうとするが、うまく行かず結局ラブコメディになる」

解説

このケースでは例Aから例Bに対して「うまく行かない勇者と魔王のラブコメディ」という部分にインスパイアされていることが分かると思います。
一見すると関連性のないように思えるかもしれませんが、これがオーソドックスなタイプのインスパイアです。
このように、インスパイア元の作品から全く別の作品を生み出すことがインスパイアの真骨頂とも言えます。

悪いインスパイア(盗作)の例

例C インスパイア元の作品
  • 勇者と魔王のラブコメディ作品
  • 「転生して人間界に来て、好きになった相手が実は元魔王だった」
  • 「実は前世で魔王を殺しきれなかった勇者は禁忌の魔術で魔王と自らを人間界に送り転生し、そこで決着を付けるつもりだった」
  • 「魔王は前世の記憶があるが勇者は物語後半でキスをきっかけに思い出す」
  • 「しかし現在はどちらも魔力も何も無い」
例D 思い付いた作品
  • 「転生して人間界に来て、好きになった相手が実は元魔王だった」
  • 「魔王は前世の記憶があるが勇者は物語後半でキスをきっかけに思い出す」
例E 思い付いた作品
  • 「転生して異世界に来て、好きになった相手が実は魔王だった」
  • 魔王と勇者は物語後半でキスをきっかけに前世の記憶を思い出す」

解説

当たり前ですが元の作品をそのまんま同じように書くのはインスパイアでもなんでも無く、ただの盗作です。
例Eは元の作品から多少変えていますが、限りなく黒に近いグレー、つまりほとんど盗作です。

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盗作に関してはこちら

盗作の詳しい定義についてはこちらをご覧ください。

オマージュに関してはこちら

オマージュの参考例と共に、盗作との違いについても解説していきます。
パロディやインスパイアに関しても比較し解説します。

インスピレーションに関してはこちら

インスパイアと似たような言葉ですが意味が違うため、以下の記事で解説しています。

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