神視点と単視点の考え方の違い
例については下記を参照してください。
前の記事でもお伝えしましたが、神視点の例と三人称の例では文字量に違いがあります。
前の記事
なぜ神視点で書くと文章量が少なくなってしまうのか
そもそも神視点と単視点では文章作成の際の考え方が違います。
神視点は各視点ごとにどの程度書くのか等といった全体のバランスを重視します。
その性質上、全体の流れをきっちり把握した上で書く必要があります。
そうなると自然と全体を把握しやすいように端的に短く表現してしまいやすい傾向にあり、
そのため、文章量が少なくなってしまいます。
時には描写が不足していたり、バランスを意識しすぎて書くのに時間がかかったり、
挙句の果てには失敗してただ読みづらいだけの文章になるといったこともあります。
別に神視点でも文章量を多く出来なくはないですが、
他の視点との兼ね合いや分量、バランスを気にする必要があり、容易ではありません。
それならば単視点で書いて臨場感を出したり感情移入もしやすいようにした方が効果的です。
単視点だと文章量が多くなりやすい
また、単視点の方が文章量は多くなりやすい傾向にあります。
視点が固定されているため、他のキャラとの兼ね合い等で迷う必要はありませんし、
全体のバランスを過剰に意識したり把握したりする必要が無いためです。
ただ不足が無いように描写していけばいいだけです。
そのため、難しく考える必要がありません。伸び伸びと書きやすい視点です。
しかし、むしろこちらは余計な部分を書いてしまう危険があります。
とはいえ不足したり読みづらくなる可能性が高い書き方よりかはマシとも言えます。
まとめ
何度も言うように、らのもきゅは単視点をおすすめします。