一度全体を通して考えてしまった方が良い場合は神視点で
神視点はプロットや思案中のメモ、下書き等で使えば効果的に使える場合があります。
例えば物語の重要なシーン(告白するシーンとか)の場合、
- そこに至る経緯
- その場でのセリフの応酬(やり取り)
- その後の変化
このような感じで3つの点に注意しなければなりません。
しかし実際に書いてみないとどのような具合に話が進むかイメージしづらい。
そんな事は多々あると思います。
書いていく内に話が変わった、なんてのもよく聞く話です。
そんな時に活躍するのが神視点です。
前の記事でも言いましたが、
神視点というものは物語全体の流れを把握し、端的に短く表現してしまいやすい傾向にあります。
それを逆手に取れば少ない文字数でおおよその全体の流れを書ける、ということになります。
箇条書きでも簡易的に確認は出来ますが、簡易的でしかありません。
また、実際に書いてみて「ラスボスを生かす選択肢もありだったな」と気付いてしまった場合、
既にここまでの流れから考えて殺す以外の布石が少なければ、そのまま書く以外の選択肢が自動的に無くなります。
(ラスボスの悲惨な過去を描写して、作中でも何度か触れていれば生かす選択肢も不自然じゃなくなるからアリだったな等)
こういったミスを無くすためにも、重要なシーンとそれにまつわる部分は入念に練りましょう。
まとめ
一度全体を通して考えてしまった方が良い場合、
神視点でさらっとテキトーに書いてみるのはおすすめです。
物語の流れを確認しつつ方向性や経緯の修正・加筆などを考える事ができます。
その際、読者の読みやすさを気にする必要はありません。
視点がバラバラでも構いません。
だって下書きなのだから。
以上です。らのもきゅでした。