もくじ
小説を書くために最低限必要な道具
パソコン
小説家と言えば原稿用紙とにらめっこしているイメージが強いかと思いますが、
現代ではモニターとにらめっこしています。
持ち歩くのならノートパソコンタイプが便利ですが、
キーボードやモニタなど個別にこだわって快適な環境を目指す場合、最初からデスクトップの方が安上がりになるかと思います。
執筆ソフト
Microsoft Word
誰もが知っているOfficeソフト、Wordです。
元々が英語の横書きソフトなので縦書きには適していませんが、きちんと設定すれば問題ありません。
そのほかバグって強制終了した場合のデータ復旧の仕方など、
検索すればきちんと情報が出てくるのは大きなメリットです。
しかし、小説に特化した情報は少ないため、情報の収集がやや煩雑です。
徐々にですが、今後いずれ記事にしていくつもりです。
一太郎
日本語ワープロソフトとしては随一ですが、残念ながらマイナーです。
使いやすい部分もあるのですが、
困った時に検索すれば大抵答えが出てくるWordにはぐうの音も出ません。
使用するソフトのユーザー数に関しては考慮した方が良いでしょう。
無料のテキストエディタやOfficeソフト
オススメできません。
経験しただけでも、
- 行数や文字数の指定がうまく行かない
- ルビを振るとどうしても行数が減る
- 検索しても解決方法が載っていない
- 縦中央の表示がおかしい
- 独自の設定項目
- UIが不親切
- 謎のバグ
などなど、様々な不具合に見舞われてきました。
特に行数や文字数の指定がうまく行かないのが致命的で、
そのまま応募すれば規約違反で落選してしまう可能性もあります。
勿論それでもなんとか工夫すれば書くことは可能ですが、
余計な時間を取られるくらいなら最初から有料のソフトを使った方が無難です。
こだわった方が良い道具
キーボード
小説執筆は文字を打つのが基本ですので、キーボードにはこだわりたいところ。
メカニカル式が便利なのでオススメです。
音で入力が分かるので打ちミスが減りますし、感触も小気味いいのが優秀です。
また、キーボードを買い換えた場合、人に馴染むまでに少し時間がかかります。その点は留意しておいたほうが良いでしょう。
マウス
DPIが高ければ高いほど手の動きが少なくても画面内で大きく動かせるので、
ある程度はDPIが高い方が便利です。
また、ボタンに関しては割当が可能な物を買うと捗ります。
自分は次の音楽を再生と停止くらいにしか使っていませんが、
それでもいちいち再生ソフトを開いて停止ボタンを押すよりかは時間の短縮に繋がっています。
マウスパッド
ARTISANという国産メーカーのマウスパッドを使っていれば問題ないです。
滑りもよく、きちんと止まりもするのでこれといった不満が全くありません。
オススメは『NINJA FX ゼロ』
硬さはMIDが無難です。
柔らかすぎるとマウスの相性によってはカーソルがぶれたり止まりづらくなります。
モニター
22インチ程度でいいので大きめの方が全体を表示できるために便利です。
その点で言えばノートパソコンは大きくても16インチ程度のため、不利と言えるでしょう。
また、EIZOなどの品質が良く目に優しいモニターを使った方が作業効率が上がります。
安物は冗談抜きで目が悪くなります。
モニターアーム等の併用を視野に入れてもいいでしょう。
好きな姿勢と角度でモニターとにらめっこすることが出来るため、首や肩への負担が減ります。
机
最低限、ガタつきや横揺れを防止するバックフレームが付いている物にしましょう。
キーボードスライダーもやはりカタカタ揺れるので安定した入力には程遠く、オススメ出来ません。
また、モニターアームを使用する場合は頑丈で大きめの机を購入するようにしましょう。
椅子
やはり長時間座るわけですからこだわらない理由はありません。
こだわりだすと一番高くなりますが、体型や身長、コストパフォーマンスなども考慮して購入してください。
個人的に肘置きは文字入力の邪魔になるので嫌いです。
また、余談ですが運動不足や姿勢も腰痛などに関係してくるので、良い椅子を買ったからといって治るわけではありません。